転職相談事例

これまで、特許業界への転職でお悩みの多くの方々からご相談をお受けしました。その内容を整理し、代表的なものをQ&A形式でまとめましたのでご利用ください。

特許業界転職相談事例
特許事務所で求められる能力、スキル

【相談】現在弁理士を目指して学習中です。特許事務所の技術スタッフに応募しようと思います。どのような能力、スキルが求められるのですか。

【回答】特許事務所の規模や顧客企業が国内か国外かなどによっても異なりますが、一般的に言って特許事務所の技術スタッフとして求められるのは概ね以下のような能力です。これらは、弁理士試験合格者にもあてはまります。

@技術に対しての理解力
特許出願においては、顧客の発明内容を特許明細書に文章で記述しなければなりません。そのスタートとなるのが、発明についての技術内容の理解なのです。
A文章作成能力
弁理士の主要な業務が特許明細書の作成である以上、これは当然すぎることでしょう。
B特許法など、法律に対しての理解力
特許明細書は、特許法に則って権利を取得するために作成する書類です。従って、特許法など法律に対する理解は必須と言えます。
C顧客とのコミュニケーション能力
先ほど述べた発明内容の理解の前提として、技術スタッフは顧客の頭の中にある技術内容を引き出さなければなりません。そのために、このコミュニケーション能力は重要です。
D発明を特許に結びつけるセンス
やや抽象的なようですが、「発明を特許に結びつけるセンス」は技術スタッフにとって最も基本的かつ本質的に要求される能力と言えます。なぜなら、特許出願は発明内容を特許と結びつけるために行うからです。
E英文読解力
Eは特に外国案件(内外または外内)が多い特許事務所で要求される能力です。

ざっと以上のような能力、スキルが特許事務所で一般的に求められます。これまでの学習や職務経歴で培ったご自分の能力を明確にするとともに、自分の弱点も冷静に認識しておくことが必要でしょう。

またご質問にはありませんが、特許事務所から望まれる人物像というものもあります。
まずは特許にかける「熱意」がほとばしるような方です。この「熱意」なしに特許事務所で成功することはありえないでしょう。
また多くの困難を乗り越えることができる、「強い意思」をおもちの方です。特許実務の習得と弁理士資格の取得を同時並行で果たしていくことは容易なことではありません。きっと乗り越えるべき困難が連続する毎日でしょう。その困難を乗り越えるためには、ひとえにこの「強い意思」が必要なのです。

ここがポイント!人材コンサルタントから一言





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