転職最新事情

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特許業界転職最新事情
【連載】事務所訪問記(2012・4・26) 経験者はどこに?

 今年に入ってから、事務所訪問時に、特許事務職経験者の紹介依頼を受けるケースが増えました。特許事務職は女性が多いので、結婚退職や産休が多いという傾向はありますが、それにしても依頼を受ける件数は、リーマンショック以降に経験していない多さです。先日訪問した、大手特許事務所の採用担当者は、特許事務職の募集を開始して1ヶ月になるものの、これぞという人物の応募がないそうです。「実務経験のある若手の特許事務職で、転職を希望する方は一体どこにいるのか?」と嘆いていました。
 特許事務職に従事している、登録者からのお話しをもとに推測すると、特許事務所から別の業界に転職してしまう方が増えているようです。具体的には、特許事務職に何らかの限界を感じて、他の職種(ないし他業種)を目指す方が増えていることが、ひとつの要因となっているようです。また、リーマンショック以降、仕事量の減少に合わせて、特許事務所全体で働く方の総数は、減少傾向にあると推測されます。人材がすべての業界だけに、このような状況では、特許業界の今後の発展は、とても見込めません。
 雇用する側には、特許事務職の方の長期的なキャリア形成に取り組むとか、やりがいを感じられる職場づくりをするなどの努力がこれから必要になると感じています。また、未経験者をもっと積極的に採用いただくことも必要でしょう。

ここがポイント!人材コンサルタントから一言





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