転職最新事情

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特許業界転職最新事情
【連載】事務所訪問記(2012・7・12) 『採用方針』

 先日都内の大手特許事務所を訪問し、人事部長に今後の採用方針を伺ってきました。求人先事務所は、リーマンショックを乗り越えて現在も順調に成長を遂げています。また同所は今後も拡大路線の事業計画をお持ちでいらっしゃいます。
 弁理士・特許技術者に関しては、これまで30歳代の実務経験者を中心とした採用を行ってきました。ところが、昨年の秋以降ターゲット人材の採用は次第に難しくなっているそうです。その年代の即戦力の方は現在の職場で活躍しているのが普通で、転職は眼中にないというのが通常のケースです。また出願件数の減少が続くなか、そもそも即戦力となる方の総数自体が減少していることが推測できます。
 人事部長は、今後ますますターゲット人材の採用は難しくなると腹を決めており、ターゲットを20歳代の未経験者にまで拡げる方針だということです。私は豊富な経験を持つ「不惑の世代の方」つまり4、50歳代の方の採用を提案したのですが、首を縦には振ってくれませんでした(理由の詳細はここでは割愛)。ただそのままでは引きさがりたくないので、弁理士試験志願者の減少傾向が、特に企業に勤務する若手を中心に進行している実情をお伝えしておきました。つまり、事務所が採用したい若年層が減少しているなかで、そのような採用方針を取ってもうまくいかないのではというのが私の主張です。結果については、1年後もすればはっきりするでしょうね。

ここがポイント!人材コンサルタントから一言





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