転職最新事情

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特許業界転職最新事情
【連載】事務所訪問記(2013・1・24) 立派すぎて・・

 特許事務所の求人というと、弁理士・特許技術者ないし特許事務職、翻訳職がほとんどです。ただ大手事務所ではそれ以外の職務内容も存在しており、採用担当と親しくなると「相談」を持ちかけられることがあります。
 その極めつけと言える「相談」は、倉庫の「入出庫業務担当者」です。求人先は某大手事務所です。長い歴史を誇る大事務所だけに、保管している出願申請種類はハンパな量ではありません。その大手特許事務所は都心のビルに入居していることから、同じビルでも賃料の安い地下に書類保管用に倉庫を借りています。今年のように寒い冬は、地下倉庫は底冷えして大変だそうです。また倉庫内は、事務スペースのように清潔ではありません。
 そのような職場環境でありながら、出願申請書類の入出庫に関しては、完璧であることが求められます。本来指定された場所ではないところに収納してしまうとどれほど大変か、特許事務所での勤務経験がある方ならよくおわかりいただけると思います。
 このような職務を誰が担うのか、悩ましい問題だそうです。そこで弊社からシニア人材を紹介したのですが、結局「経歴が立派過ぎて、職員が遠慮してしまう」という理由で話はまとまりませんでした。ご本人にはその気になっていただいただけに、非常に残念でした。特許事務所からの求人では、多くの場合経験やスキル不足が理由で採用されないのですが、その逆と言えるこのようなケースもあるのですね。

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