転職相談事例

これまで、特許業界への転職でお悩みの多くの方々からご相談をお受けしました。その内容を整理し、代表的なものをQ&A形式でまとめましたのでご利用ください。

Q&A

転職相談事例

『大学生、大学院生からの就職相談』

現在、大学工学部の3年生(又は大学院修士1年)で、弁理士を目指して学習中です。新卒で特許事務所に入所することはできますか。

回答

在学中から弁理士という明確な目標を持ったのは、立派なことです。
ただ大学(ないし大学院)を卒業してすぐに特許事務所に入所するということは、あまり一般的ではありません。特許事務所を希望する人材は増えつつありますが、特許事務所での採用は主に企業経験者などの中途採用が中心です。これは主に以下のような三つの理由によります。

特許事務所に一番好都合なのは、即戦力である特許事務所での実務経験者です。しかしながら、このような人材を採用することはなかなかできません。そこで次に、実務経験者ではないけれども、短期間に戦力になる可能性を持つということから、企業での職務を通じて技術に対する理解力を持った方を求めることになります。これが第一の理由です。

第二の理由は、特許事務所でのクライアントが主に企業知財部であることです。弁理士(ないし特許技術者)は、顧客の立場を理解している方が仕事に上で何かと好都合です。

第三は、企業経験者が組織内での業務の進め方や上司への報告の仕方をマスターしていることです。また、ビジネスマナーにしても、ある程度のレベルはクリアしています。

これらのことを特許事務所が一から教育していくとすると、かなりの労力をかけなければなりません。この労力を省くという観点から、特許事務所が企業経験者を中途で採用することは、十分メリットがあります。

このような理由に加え、2008年秋のリーマンショック以降特許事務所の求人は激減しています。新卒ないし第二新卒の方が特許事務所に入所することは容易なことではありません。この点は、十分ご理解ください。

難しいのは承知の上で、新卒ないし第二新卒がこれらのハンデを乗り越えて特許事務所に入所するには、どのようにしたら良いのでしょうか。可能性はゼロではありません。特許にかける熱意や研究の成果、コミュニケーション能力、語学力などはアピールポイントになります。自分がアピールできるものを、明確にしておきましょう。さらに弁理士試験に合格することも加点事由になり得るでしょう。





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