転職相談事例

これまで、特許業界への転職でお悩みの多くの方々からご相談をお受けしました。その内容を整理し、代表的なものをQ&A形式でまとめましたのでご利用ください。

Q&A

転職相談事例

【実務者向け】 『小規模特許事務所の勤務弁理士からの相談』

 メーカーから現在の小規模な特許事務所に転職して2年になる、勤務弁理士です。現在の事務所とは、弁理士試験の合格者対象の就職相談会で巡り合いました。入所する時はそれこそ三顧の礼で迎えられましたが、入所1年後の契約更改の時から所長とのすれ違いを感じるようになりました。1年たって仕事にも慣れてきたので昇給を期待していたのですが、昇給はありませんでした。それが私の成果に対する評価なのだと思います。それ以降、所長との会話が減ってきたように感じます。いっそのこと、別の事務所に移ろうという考えが脳裏をよぎる毎日です。

回答

 特許事務所に移った時の感激からすると、現在ご相談者様のテンションは下がり気味のようですね。小規模な事務所の場合所長が絶対的な存在であることが多いので、思い通りの評価が得られない場合にはやりにくさを感じるのは当然のことでしょう。
 弁理士の主要な業務は特許明細書の作成であり、基本的に一人で完結させる業務です。ご相談者様の業務に関しては、年間の売上(顧客企業への請求金額)という客観的な指標から自分自身で冷静に評価してみることも一方法だと思います。
 弁理士にとってある意味で売上以上に重要と言えることは、特許明細書の質の高さなどによって得られる顧客からの信頼です。顧客に対して良い仕事をして信頼が得られる弁理士は、どの事務所でも欲しい人材なのです。サラリーマンであれば上司の顔色を伺うことや処世術は必要でしょう。しかし、弁理士の場合には顧客から信頼を得られる仕事をしている限り、他の事務所への転籍や独立開業など選択肢はいくつもあるのです。
ご相談者様の場合はどうでしょうか。所長との関係を云々する以前に、まずは現在の仕事に全力投球し、知財のプロとして顧客から信頼を勝ち取れるようにすることが肝要だと考えます。





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