転職体験談

知財転職を成功させた経験者による体験談。プロの人材コンサルタントによるアドバイスもついています。

転職成功事例特許事務職から商標スタッフへのキャリア・アップ
〜周りの人のサポートも充実〜
転職者  C.Aさん(女性、30歳)
転職先  A国際特許事務所
転職時期 2007年12月
前職   某特許事務所 特許事務職

【1】私が商標スタッフを希望した理由
 私は大学(文系学部)を卒業後メーカー勤務を経て、特許事務所で特許事務職を約3年経験しました。その事務所では特許事務職を長く続ける方も少なくなかったのですが、私は自分で対応できる業務範囲をもっと広げたいと思うようになりました。特許事務職として特許明細書を目にする機会はあったのですが、文系出身の私には技術的に専門性の高い特許明細書の作成はとてもできない業務だと感じていました。しかし、技術理解力よりは商品知識や法律知識が要求される商標スタッフならば私にも可能性があると考え、商標スタッフへのキャリア・アップを望んだ次第です。

【2】「転職サポートサービス」に登録したきっかけ
 「知財情報局」の「転職サポートサービス」の存在は、ある弁理士試験ゼミのホームページにリンクが貼られていたことから知りました。今回の転職に際し、先に別の人材紹介会社2社に登録したのですが、私が商標スタッフの職を探していることを伝えると2社とも「難しいですね」という返答で落ち込んでいました。それこそ藁にもすがる思いで「転職サポートサービス」に登録しました。

【3】今回の転職活動を振り返って
 今回の転職活動では、まず2007年8月に「転職サポートサービス」に登録しました。担当の人材コンサルタントの方に自分のキャリア・アップの希望を伝えると、「ご希望に添うよう精一杯努力します」と初めて言っていただけたのが、非常にうれしかったですね。ただ、その後はなかなか求人が見つかりませんでした。やはり商標スタッフは無理かもしれないという悪い予感が頭をよぎり、11月に入って自分で見つけた特許事務所の商標事務職に応募したところ、内定をいただきました。転職活動を開始して3ヶ月以上経過しており、特許から商標へのキャリア・チェンジを実現できるので、心の中でほとんどその転職を決意していました。ちょうどその時、担当の人材コンサルタントの方から連絡が入り、商標スタッフの面接の機会が舞い込んだとの連絡が入りました。その時は、本当にもう信じられないくらいうれしかったです。
 ただ、面接で合格となるかどうかわかりませんし、一方ですでにもらっている内定に対しあいまいな返事では、その内定を取り消されてしまう恐れもあります。そこで最終的な決断を2週間待っていただけるよう内定先の事務所にお願いしました。さらにその2週間で商標スタッフに向けた面接と最終判断を行っていただくよう、人材コンサルタントの方に段取りをしていただきました。そのきわどいスケジュールの中で面接を終え、無事商標スタッフとして内定をいただきました。商標事務職の内定をいただいた特許事務所には丁重にお断りの連絡をしましたが、それでも大変申し訳なく思っています。

【4】転職先の職場環境と仕事内容
 現在の特許事務所の職場の雰囲気は、とても気に入っています。以前の特許事務所はビジネスライクな感じが強かったのですが、現在の事務所は何かほっとさせるような雰囲気の方が多くとても家族的なのです。人材コンサルタントの方が、お薦めできる事務所であると言ってくださった理由が良くわかりました。
 現在は商標担当の弁理士の指導のもと、出願前の商標調査、クライアントとのさまざまなやりとり、願書作成(形式的な部分は事務スタッフに依頼)、商標権を侵害する企業に対しての警告書作成の補助、特許庁からの拒絶理由通知に対しての中間処理の補助などを担当しています。特許事務職の時に比べ、自分の業務範囲が格段に広がったことを本当に実感しています。
 指導して下さっている弁理士の方は、対外活動も精力的にこなしている、尊敬できる弁理士です。高い専門的な能力もお持ちです。その方の指導がなければ、早期に私が仕事をマスターすることはできなかったことでしょう。

【5】今後の目標
 現在の仕事には満足していますが、弁理士のアシスタント業務と言う、まだ半人前の状態です。対外的にも自分の名前で仕事をしているわけではありません。今後できるだけ早く弁理士試験に合格し、対外的にも実質的にも一人前になりたいです。

【6】「転職サポートサービス」を利用して良かった点
 今回「転職サポートサービス」を利用して良かったのは、私だけでは探し出すことができなかった求人案件をご紹介いただいたことです。今回ご紹介いただいた商標スタッフの仕事は、人材コンサルタントの方が事務所に訪問した時に受けた、一般には未公開の求人情報だったそうです。未公開なのですから、私が必死にインターネットを活用して検索しても見つからなかったわけです。

ここがポイント!人材コンサルタントから一言

 私はC.Aさんに本心から「ご希望に沿うよう努力します」と言ったのは間違いありませんが、商標スタッフを紹介できるかどうか正直言って自信はありませんでした。ただ、C.Aさんは、3年の特許事務経験に加え高いコミュニケーション能力と弁理士短答式試験合格という大きな売りがありましたので、可能性はゼロではないと感じていました。
 C.Aさんは高い目標が持ちながらも、「いつかきっと」ではなく、あるタイミングで見切りをつけ最終決断しようとしたことが評価できます。転職活動の進め方として、C.Aさんのケースは多くの方の参考になるでしょう。
 C.Aさんは商標事務職としてのキャリア・チェンジで一応の成功となるはずですが、さらに目標としていた商標スタッフという幸運が舞い込んだ結果になりました。これは人知を超えた偶然としか言いようがないのですが、その偶然が起きるようにC.Aさんは周到に準備、計画していたわけです。以前に述べた「計画化された偶然」が、C.Aさんにも起きたということですね。





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