転職体験談

知財転職を成功させた経験者による体験談。プロの人材コンサルタントによるアドバイスもついています。

転職成功事例2年半のブランクを乗り越えて特許業界に復帰
〜ブランク期間で不足している部分を補い、一人前と胸を張れるようになりたい〜
転職者  K.Sさん(女性)
転職先  転職先 三好内外国特許事務所
転職時期 2008年4月
前職   派遣社員(一般事務)

【1】これまでの職務経験と特許事務所への転職を決意した理由
 私は文系学部を卒業後、外資系コンピュータメーカーに就職しました。入社当時は知財のことなどほとんど知らなかったのですが、何故か知財部に配属されその後12年間ずっと知財部員として業務を行いました。知財の仕事はなかなか興味深く、職場の人間関係も良かったのですが、残業が非常に多い職場であり深夜タクシーで帰宅することが珍しくない状況でした。その結果、長年の疲労が蓄積しついに体調を崩してしまったのです。職場からは引き止められましたが、体のことを最優先し、止むなく退職することにしました。
 退職後は、派遣社員として一般事務や貿易事務などのいくつかの事務仕事を経験しました。事務を経験しながら、自分に最もふさわしい仕事に出会うことを実は期待していたのです。しかし、2年を過ぎても自分にとって知財の仕事以上のものに出会うことができませんでした。そして自分にとって知財の仕事がベストだという結論に達したのです。
 ただ知財に関する仕事でも、企業知財部に転職となると、2年以上の実務ブランクがある私にはかなり厳しいだろうと認識していました。そこで転職先を特許事務所の特許事務職に絞り、特許業界への復帰を目指すことにしたのです。

【2】「転職サポートサービス」に登録したきっかけ
 公開されている求人情報をチェックしてみたのですが、応募に値する特許事務所かどうか、自分には良くわからないので、人材エージェントを使う作戦に切り替えました。さっそくいくつかの有名な人材エージェントに登録し、特許事務所の特許事務職という希望を伝えました。ある人材エージェントではスタッフの対応は良かったのですが、職務経歴書を提出していたにもかかわらず「契約書の作成経験はありますか?」とか「訴訟経験はありますか?」など、特許事務職にはあまり関係のないことを聞かれ(どう考えても法律事務と混同しているとしか考えられません)、正直閉口してしまいました。そして最後には「特許事務所はあまりお薦めできません」と言われてしまいました。特許事務所に行きたい私は、別の方法を探さざるを得なくなったのです。
 そこで、何とかしなければという一念から、インターネットで特許事務所への転職に役立ちそうなものを次から次に検索しました。その時、「知財情報局」の「転職サポートサービス」がヒットしたのです。最初は半信半疑でしたが、他になかったから止むを得ず登録したというのが正直なところです。

【3】今回の転職活動を振り返って
 「転職サポートサービス」に登録してからは、かなりスムーズに転職活動が進んだと思います。人材コンサルタントの方にお会いしてから1週間もたたないうちに、紹介が可能ないくつかの特許事務所名をメールで伝えていただきました(この人材コンサルタントの方は、このようにスムーズにいくことは珍しいと言っていましたが・・・)。その中にあった三好内外国特許事務所は、私がかつて所属していた知財部が仕事を依頼していた事務所です。何かなつかしさもこみあげ、心からホッとしたことを覚えています。三好内外国特許事務所を最優先で紹介してもらうように人材コンサルタントにお願いしたのは言うまでもありません。
 筆記試験を無事通過し、1週間くらい後に面接を受け、晴れて内定をいただきました。人材コンサルタントの方から打診を受けてから内定まで、3週間くらいですべて完了したと記憶しています。
 今回の転職活動で大変だったことを強いて挙げれば、派遣の仕事を辞める申し出をしてからだったと思います。内定をいただいたのが3月中旬で、2週間後の3月末(年度末)に退職する予定で進めたかったのですが、年度末終了後の残務整理のために4月も2週間ほど業務をしなければなりませんでした。そのため、三好内外国特許事務所へ4月1日に入所することができず、最初の約束を伸ばしてしまうことになりました。このことは大変申し訳なく思っています。

【4】三好内外国特許事務所に決めた理由
 すでに述べたように、三好内外国特許事務所は私がいた外資系メーカーの知財部が仕事をお願いしており、大変評判が良かったのです。また240名という大規模事務所ゆえの安心感があります。このことに加え、採用時の面接官が人間的に魅力のある方でしたので、内定がいただければ三好内外国特許事務所にお世話になろうと心の中で決めていました。以前の外資系メーカーでも、魅力的な人々に囲まれた職場ゆえに満足できていましたから・・・。
 いただいた内定通知には給与条件が記載されていますが、私がハローワークなど調べて予め想定していた金額をかなり上回る額でした。私の過去の経験も考慮していただいたのかもしれません。このような経済的な裏付けもあり、もはや他の特許事務所へ応募することは全く考えませんでした。

【5】三好内外国特許事務所の職場環境と仕事内容
 私は三好内外国特許事務所の事務部門にいます。事務部門は琴平タワーの24階で、晴れていれば富士山が見えることもあり、私もお気に入りのオフィスです。事務部門は大部分が女性なのですが、さっぱりした性格の方が多く人間関係での悩みはほとんどありません。
 事務部門は分業化が非常に進んでおり、私は特許庁への申請書類の作成とチェックを主に行っています。自分の守備範囲は明確になっており、その守備範囲のなかで業務を整然と行うことができます。業務上あいまいなことが少ないので、私の性格にあっていると思います。

【6】これからの目標
 外資系メーカー知財部を退職して三好内外国特許事務所に入所するまで、私はちょうど2年半、知財の仕事から遠ざかっていました。この間忘れてしまった知識もありますし、特許法など関連法規の改正には、まだ十分に対応しきれていないと思います。知財に関する職業人として早くこれら不足している部分を補い、一人前と胸を張れるようになりたいと思います。

【7】「転職サポートサービス」を利用して良かった点
 人材コンサルタントの方からいただいた名刺には、株式会社ブライナのキャッチコピーとして「知的財産の総合支援」と書かれていました。確かに知的財産のコンサルティングに関する業務も行っている会社だけのことはあり、人材コンサルタントの方から意味不明な質問をされることもなく安堵しました。
 また今回はタイミングが良かったとは言われましたが、面談してからお仕事を迅速に紹介いただけて大変助かりました。三好内外国特許事務所をご紹介いただけたのは、本当に偶然だとは思いますが・・・。

ここがポイント!人材コンサルタントから一言

 社会の変化が加速化している現在において、特許業界で2年半のブランクというのは想像を絶するものがあると言えます。そのブランクを乗り越えられた最大の要因は、K.Sさんが心から目指すものが特許事務所の特許事務職にフォーカスされていたことだと思います。太陽光を虫メガネで絞り込んで、黒い紙を燃やすようなものですね。想像するに、転職活動中、K.Sさんの特許事務職にかける意欲は相当高まっていたのだと思います。2年半のブランクを経て、ご自身が探し求めていた「青い鳥」が知財であったことを確信するに至ったからでしょう。
 このことは多くの方の転職にも、参考になると思います。ただし、もちろんK.Sさんの12年に及ぶ知財部経験や高い英語力、コミュニケーション能力などが一体となった結果であることは、冷静にとらえておく必要があります。また、K.Sさんが受けた筆記試験は、10名ほどの方が受験したということも聞いています。意欲は必要条件ですが、意欲だけでは通用しないのが特許業界ということを、皆さんにはご理解いただきたいと思います。





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